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秘匿の王。

2020年 03月01日 16:17 (日)






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【秘匿の王】
聡子の事を見詰めている時、自身は、結局、自分を診ていると為るのだとは思う。
此の自己の中の拗らせた拘り的思索が邪魔建てし、常に異性との接触を憚るのかとも思料して居たのだが、其の事を理解して居る自己が好きでも在り、其の事に或る種の優越感を診て、本質的人類の営み的イザナミとイザナギの関係性を理性、知性と云う名で誤魔化しているとの事の結果でも在るだ。聖職者に謂わせれば、男女の仲と本質的愛は似て非なるのもなのだろうが、所詮は男と女はオスとメスでしかないとも思う事や割り切れない知性が鎌首を擡げ、要らぬ知的なマントで本能を覆い隠し攻撃的カグツチな雄としての僕を秘匿の園に追いやっているのだろう。

其の秘匿の園の住人の僕は、園の囲いの中では独善な王なのだ。
とても居心地も善く、正に淫靡な花園と相似して居るのでも在るかとは思念して居るのだし、現実界での交わりを夢想内で完結し、自己の中でと此処では、完全体としての雄でも在るのだが、如何せん此の夢想的知性とは、経験が無い者の戯言でしか無く、体現と云う事が無いのは、即ち、粗暴な猿人の交尾には名称も無く、花にも名が無いのだけれども、此の思索的に劣る猿人に優越する事を、既に敗北を理解して居るからこそ、知識の仮面を持ち寄り言語で打ち勝つとの事でしかない無様でも在るのだとも自己の中でも周知の事実と知れているのだが、認める訳にも行かず、また、擦り寄る時節、自己の中での旬では未だないと秘匿の王とし振る舞うのでも在ったのだ。
其れが人と云うモノの本質でしかないのも、思索の忠心には存在して居て知性と云う名の劣等感を優越感として置換し、秘匿の園に逃避して居るのが僕と云う個なのだろうが、此処でもまた巡る思索が出て、本質的には劣等と優越の感覚は同一でしか無く、其の事も所詮、他者との交わりから生ずる自我の欲求を他者依存的に目くらましをしているのではなかろうかとも思惟し、抑々、優劣とは、個たる自己に備わったモノでは無く、他者から投げいれられた価値でしか無いのかと思うので在り、高名な学者の書き物も本質的には他者に診られて評価されすから記すのでも在ろう。

責任としての人、即ち、現存的な此の社会構成内での僕と云う存在と自由な思索的自己の要求に呼応する自己との鍔迫り合いなのだろうと何処かで一線を設け、或る時は社会でライン工員として汗をかく事で本質的自己の欲求的自我の思索や施策では脳内や忠心では、褪せを覚くとの事でも在るのかと思慮もする。
此の思いは、浅い深いの違えは在れど、人類は数秒の内に切り替えをしても居るのだろう。
文字や言葉に起こすと、誠に面倒で傲慢でも在り、また、怠惰でも在ろうが文字とは言語とはを思索し独善でも解釈の後に体現的行動や所作を用いらなければ気の済まないのが僕の個でも在るのだ。

此の様に、面倒な事を社会と忠心から或る種の利益相反を自己解決的に各々から請負い、此の空恐ろしい冒険を、揚羽蝶の様に彩色鮮やかに胡粉を鱗粉で仕立てるが如く、聡子と云う名の獲物を見詰め自己の中の解を得、いざ行動をするとしたのだ。

僕『右が善い。右』

聡子『何っ⁈』

僕『右の出口が早い。帰りは』

聡子『出口。。。そうね。』

ライン工の仕事の終業のベルが鳴り響く中、ラインの最終に居る聡子の脇を通りすがる中、未だ手が止まない聡子に3手先の言葉を掛けて仕舞い、顔が紅潮し血が沸くのが解る。
唐突な掛け声に聡子は当然訝りもする様相でも在り僕は赤子が哭く寸での形相だった事でも在ろう。

此の時に確証出来たのは、緊張すると言葉が散らかり結果の倒置法になり、或る意味印象に残る短い最小限な言葉の配列だと云う事が理解も出来得た。
頭の中の秘匿の園で何遍も繰り返された事を、事実の中で立証し、忠心様に魅せたかったのだが、社会とは慙愧に堪えがたい苦痛でも在ったのだが、兎に角、秘匿の王は社会の中に出ると決め、社会の中での自己の想定外の苦痛、即ち秘匿界との相当な相違を埋める手立てを聡子に見出す結を用いたのは、偶然では無く裏付けの無い勘でしか無かったが、社会で満足するには聡子が何かしらの縁や因縁めいた存在でも在ると驕傲にも似た信念で其の摂取を試みたのが本音でも在ったのかとも思う。

人の好みとは、姿、容、性格なのかとも思うが、此の事も観念でしか無く、此の観念も他者依存の価値観でしかないのかとも知るので、巡り思索した結果の好みが同種同一でも、他者の依存を異存と成し得ない者は、抑々思索をしても居なく、猿人と似て居るのだが最も社会に馴染む存在でも在るのだと思う。
其れが社会、既成概念との観念と幻影的多数の投影的安寧と謂う夢想世界ののかとも、したり顔で微笑む自己も在り、其の自己は矢張り鳥瞰するに違う独歩と謂う名を優越にし世界観が違うと割り切り自己の安寧ともして居るのかも知れない。

其の後、聡子の手が止み何時もの様に大きく息を吐き、目を瞑る姿の数秒後に更衣室に歩き出す事を観察の結果知る僕は、其れを見計らい同じ方向に歩調が合致するように行動したのだが、心情とは厄介で怖気付き、直ぐ後ろを眺めながら斜日に照らされた制帽の隙間から、しなやかに波打つ草原の金の穂の様に輝く聡子の髪を見詰め歩き、残りがも無いのだが何時もより大きく息を吸い込んでいた。

いよいよ男女の更衣室の分かれに差し掛かるとした手前にて大きく一歩を踏み出す。

僕『さっきは在れしてゴメン。。。少しいい?。。帰りに。話が。。。』

聡子『。。。えっ。。。帰り。。。何か⁈』

僕『。。お金の話しがしたくて。。儲かるかも知れない話だけど、興味が在れば。。善ければだけど。。。』

聡子『。。。。ふっふふっ。お金ですかぁ~。。。いいですよ。。。少しなら』

僕『あッ。。じゃ。。出て左に暫く行った処の喫茶で待ってます。』


此の時の唐突の様だが、接点の無い人が話し掛け興味を引き寄せるには万人に共通の欲望のお金の話ならばとの秘匿の園で夢想し中では成功していた事を実行に移した迄だたのだが、先の前触れもない右の出口は失策でも在るとも思えたが、此のお金の策は成功したのだけれども、実際には違和感も多く沸いた。年頃若い女が金銭の話しで容姿も善くないとの他者の烙印を勝手に押されている僕の話しに訝る事をアッサリとも消化し待ち合わせに同意もしてくれたのだから、僕の思い込む社会性の中では、金銭の話しを公に他人様に話す事は女性として憚る行為なのではとの思いも当然在ったのだが、如何せん自己の中では秘匿の世界が現実界を凌駕してい居るので、其の事を懸念事項と思慮しながらも、其れ以外の用法で成功する道筋が見当付かなかったのも正直な処なのだ。

先に喫茶に到着し、オーダーはブレンドコーヒーを済ませ、高揚する気持ちと訝る気持ち、また、其の後に結果として落胆する事に為った時の焦燥感や苛立ち等を含み、其の事を愉しむ事で、また社会や忠心を理解もし深慮の値も大きくも為れば、今回の事はオスとしての事では重大でも在るのかも知れないが、防御本能的な個としての構えとして、僕は常に事を起こす時や対峙する時に仰望的な期待をせず、また自虐的な事も意図はせず、中間で何方に転んでも痛くはないと構えてもいて、或る意味自己の心情や矜持の防衛とも云え、其の実、其れは自己を鳥瞰的に視て傍観する虚構な巧知とも思え、其処の自己の本性は診えても来ないのでも在り、本質的な自己とは矢張り未だ見ぬ凶暴的猿人的雄としての僕なのかとも思惟し、思索もめぐるのでも在るが、兎に角行動には移行出来、本質的な自己の探索とやらを見詰める事の生贄が現実界で直ぐ目の前に現れようとしている事は確かだ。

続く。
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テーマ : 不動産投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

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Re: タイトルなし

2020年03月08日 14:00

僕も楽しみですww
未だ朧気な構想しか無いのですが、書こうと思い立った時分の其の時に勝手に筆が走る事、其の事に任せても居ますので
どの様になるか?

其の意味で自分でも愉しみです。

2020年03月08日 07:58

聡子との続きが楽しみですね
聡子に何が響くのか楽しみですw
昔の名作といわれる小説のような情欲の文学的発露を期待します!

Re: なんとなく

2020年03月05日 17:54

何となく似てしまうのでしょうね~物書きは。。。。

DIY等の没入感と在りましたが、其の事も色々と在りますよ。
僕は、正直プロですから身体が覚えているので、DIYに没入感は無く頭は投資の事を夢想しながら
何でもしています。

要は、夢中=霧中なのですかね。

これをブログにしましょうww

なんとなく

2020年03月03日 21:12

何となく、漱石やドストエフスキーを思い出すような感覚を覚えました。もう何年も小説読んでませんが。

読書にはDIYに似た没頭感があり、それは、楽待のコラムにはなく、没頭感を味わえることで少し安心する自分がいます。

少し、二次元のやりとりに疲れてるのかと思います。笑笑

Re: No title

2020年03月03日 18:34

色々と、読み手の方が勝手に想像して頂けて面白いですね~
此れが正解ってのが無いのが善いですねwって他人事の様ですが、実際、書き始めると降りてきて一気に書きますがw

Re: タイトルなし

2020年03月03日 18:32

取敢えずは、今月のノルマは達成です。。
続きは頭の中には在りますが、タイプするのが面倒ですww
他人がどうこうよりも、自己が書きたい事を書きますが。

No title

2020年03月02日 01:17

書を捨てよ、町へ出よう

とはいえ、いきなり金の話とはコレは下衆いw
肉体的な会話ですねえ

なぜか身につまされるやうな小説風ブログ…
マヂメ系なクズの実態を垣間見たような気がします笑

2020年03月02日 00:02

ついに続きが始まりましたね

「さあ、ゲームの始まりです」を彷彿させるような、何か心にへばりつくような描写ですね。

聡子はいったいどこから生まれたのか、主人公にとって何の象徴で、何の代替えで、何の生まれ変わりなのか、とても気になります。読み手の想像力を完全に覆す展開を期待してます。