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衡機・ドン・キホーテ。

2020年 06月30日 14:39 (火)


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【衡機】
今、聡子が眼の前に居るのでも在るが、実際に其処の存在として鎮座している事と、互いの胸の内を通わせた何かを交信的に出来得て眼の前に居るのでは、其の容は居るでもなく居ないでも無くなるのでも在ろう。
僕は当然、聡子に一方通行では在るが何かを通わせたいと渇望し、聡子の本質的な掃き溜め的言説を捉え、聡子を構成せしめる要素とやらの根源を診ても視たいのだが、其れは決目付け的でも在ろうが同時に女を女たしめる事とも思案し、女に対して人の深淵の深さでは男とやらは嫉妬するくらい情けなく貧相な者なのかと自覚も出来得るとも知れ、また、僕と云う者の忠心のマゾヒズムが聡子の存在を三顧の礼でお迎えする様でも在り、僕に執っての安寧の衡機でも在り庶幾し心沸くのでも在る。此の事は常人と照らすに本来知り得ないでも善く、知って仕舞う事への怖気や挫けとも為り、決して女を知る上では叡智とはなり得ない事なのでも在るとも知るが、僕がそうで在る様に、女は汚れていてこその女と何等経験が乏しくとも生得的に其の事を所望して仕舞う自己と謂う者を診た時に、単純に好みとの事なのでも在ろうと割り切れるのが自己でも在る。常人は清廉で在れ、処女で在れと所望し顔立ちは何れにしても、自己よりは必ず背格好が華奢な女を求めるのでも在ろう。其れが女たる母が子の男児に植え付けた女故の或る種の幻想なのだとの事を、自発的に随意に思索し後天的に知るか、生得的に知るかの差と、また、知り得たくも無く探究さえも試みないかでは、其の差異と云うモノで女と謂う生き物に狂い死ぬか、安寧の果てに添い遂げられるかの閻魔の分岐なのかとも自己でも理解し難いが生得的に観念俟って備わりし女観なのでも在るが、此の事は本質的に中庸で在れとも思料するが本質的中庸とは何かとも為り、自己の忠心に頼る事は善行なのだとも思うので在る。

静寂にも感じる時間の中、薄紫色の煙を纏って鎮座する目の前の聡子を不慣れでバツが悪くも在り、少し逸らした視線の端に視て、僕からは言葉が出もしないのだが、其の僕の焦れた様子を見透かし愉しむ様に、また一服付け、其の一連の流れる所作は可憐な舞踊の儚さ、森羅万象をも寓意させる事にも似て、実に或る種の女なのだとせしめても居ると感じる処でも在り、其の事で聡子が実にエロティックにも映り、先の脇汗から滲むクミンの神々しい香りと相俟って自己の水面下に秘匿としているマゾ性を揺さぶり、肉体的自身が大きく脈打つのを感じるのをひた隠しに振る舞っても居るのだが、秘め事等を、聡子はお見通しよとも云わんばかりの悪戯な顔をしても居て、一連の動作や脇汗の香りも僕の趣向を見極めての一瞬の性とも思え、聡子からしたらば、何等造作も無い男たらしの様なのかも知れぬが、或る種の男、即ち僕の様な男には実に愛おしく狂おしい無二の存在価値でも在り、聡子の体内から放出される薄紫色の煙を纏って鎮座し、或る種の徳で稀有とも云うべき分泌臭は僕に執っての観音像でも在りお香の作用でも在り、其の事も在り聡子が自己の中で更に神格化し、互いに通わせるモノを欲したいと願うのでも在る。此の庶幾が適えば人としての光明が存するとの自覚が持て、遣る方無い世間様や俗人としての人として生も出るのではとの慰めとして居るのでも在り、また、今日此の日は何等かの入口だか出口、はたまた違う段階かは知る由も無いのだが、見紛う事なき切っ掛けな変節の時でも在るから、実に記録的な事にも為るのでも在る。

【ドン・キホーテ】
此の様な事を会話の節々の静寂の間の刹那で、言葉を探し浅はかながらにも其の庶幾を悟られない様に、同時に聡子の口元辺りを視ながらも視線を一瞬合わせると謂う辛労を以って、会話らしい言葉を不埒ながらも発するのでも在る。

僕「聡子ちゃんは、か彼氏は。。。?」

聡子「フフッ。。。居ないと云えば居ないけどぉッ。。。。。」

僕「居ないの⁈。。。。居ないッ。。。っでも居るんでしょ⁈。でも話が出来るのだけ僕はイイし。」

聡子「フフッ。。私に男が居ても居なくても関係無いんじゃないの?私は私の物だから気にする人って嫌いだよ。仮に何処かの男と寝たとしても、寝る私をレンタルしただけだからねぇ~」

此処で、堰が切れた様に話し出す聡子で在ったのだが、其の様子は正に掃き溜めを吐き散らすかの様でも在り、何か嬉々としてもいて同年代の娘とは掛け離れな別の違った肉欲を纏って鎧とし自己を健気に守っても居るのではなかろうかとも心配にも為った。

聡子「たてお君は、あんな容だけのモノに幻想を抱いて善い夢うつつならば、若いうちにうんと夢は見ておく事だよ、云うなら、たてお君が抱く素晴らしかろうモノとは、或る意味のドンキホーテかな?。

または、鬼武者柴田勝家だよ。

猛者を戦にかりたて千里をかけるに値する代物ねッ

だけど、其れに取り付かれると一生幻想世界を彷徨い歩くドンキホーテとにもなるのさ

たてお君の様なタイプの人は、ドンキホーテには向かないだろうけど

だけど、どっっちにして凄く凄く其の時は愉しくて泣けたり怒ったりするけど、生きている実感や充実感、また違う何かへの創造を渇望出来、自分が偉大に感じたり、兎に角、女って生き物は男に摂って薬みたいなものなのねッ

男は昔から女を薬として備え必要としているのよっ

いいっ、女を教えてあげてもいいけど、決して私を本物の女だと思って幻想の世界になんか連れ立っては駄目だよ

先生と生徒ねっ

先生は誰にでも変化出来て、生徒其々に分かりやすくモノを教えるのが仕事なのよっ。」

僕は半身を仰け反らせ、其の上座からモノ云う圧を同年代の娘に感じる自己も其れで情けないのでも在るが、人生とは長いとも知るので、死ぬ際で満足出来得る人生ならば幸いとしても居るので、刹那的な一瞬での上下を何等かの貫目を比較する事態が戯言にも似るとの想いも在る。また、此の聡子の誘いは虚を衝く世でも在ったが誠有難い事でも在り、本来、有り体な事でも無いとは知っても居るし、言葉や選定する例えに男性的好戦性を感じもし、其の事は当然にサディズムに満ちた誘いでも在るので、僕に摂っては快然たるとの表現でしか現わせないのでも在り、僕の趣向を射抜く聡子の其の優しさをも感じ取る事が出来得るのでも在った。肉としては女でも在ろうが人の前に女なのか、または女の前に人間なのか肉体なのか?
聡子は精神性の上では、男を憎んでいるのでも在ろうと思慮も巡るが、其の憎悪の根源を知りたいのが僕の主眼でも在り、聡子と謂う人と関りたいと願った最大な探究でも在る。稀な娘と経験が無いが知り得るのは何等かの縁でも在ろうし、人はどの様な変人変態でも自己が関りを拒絶さえしなければ周辺者と云うも者は出来得るのでも在り、独り身で過ごす事も無いとも知れるのは、正に此の状態の、今日此の時の突飛とも思える立場や時が合致した事の其れは必然的な会話や立場とも為り、何等驚くにも値しない事とも為るのでも在る。

続く。
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テーマ : 不動産投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

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Re: 聡子の達観性

2020年07月03日 12:13

自己の中に数人居ないと精神が持ちませんねww

墓場まで持って行く事も当然在るのが夫婦でも在りますし。。。。
驚いてはイケなく、常に普通ってのは在り得ないと思い生きないととも思います。

Re: その源は

2020年07月03日 12:10

今回で6節ですが、終わるのは3年後に為りそうですw
其処迄の構想も在りますが、思案中。。。。

管理人のみ閲覧できます

2020年07月02日 16:49

このコメントは管理人のみ閲覧できます

聡子の達観性

2020年07月01日 18:28

こんにちは。

別のベクトルで何かを諦めているかのように感じる若い二人の接点への描写。

面白いです。

人はみなどこかしらの多重人格性を持ち合わせているのだとも思いますが、文章で読むと興味深いです。

その源は

2020年06月30日 23:20

こんばんは

続き待ってましたよ!
筆が乗ってますね!

知ってる人が書いた小説ってのも、面白いもんですね。

この心理描写は僕自身が持ち得ない心情で、著者らどこかしら湧き出てくるのは興味深くもあります。

相変わらず主人公は拙いコミュニケーションですが、そこがまた面白くもありで

続き楽しみです